カウンセラーに学び

2018.7
文:中村幸代


誰かに相談されると、なんとか役に立ちたい!と必死になって、かえって空回りしてしまうことがあります。助けたい一心で、懇切丁寧にアドバイスするものの、相手の顔は一向に晴れない。なぜか。人の相談を受けるには、相手を思う真心だけでなく、こちら側の心構えが大切であることを、あるカウンセラーの方の本を読んで学びました。
まず相談相手の話は、始めの30分はひたすら聞くにとどめ、その後、もしアドバイスをさせてもらうなら、10秒以内におさめると良いとのこと。10秒かぁ。随分私は間違ったことをしてきてしまいました。
私の長い話、相手は苦痛だっただろうなぁ。
人の心とは不思議なもので、相談といいながら、別段アドバイスを求めているわけではなく、実は答えはすでに自分の中にあって、ただ聞いてほしい、話すことで確認したい、というケースも多いというのです。とはいえ、相談するということは、他人に弱点を見せること。勇気を出して相談してくれた人の信用を裏切らないためにも、とことん、人の話は最後まで聞こうと思う今日この頃です。

文・中村幸代












MORE TO READ

サンダーソニア

10月のプレート

姿勢を変えて、心と体を整える

自分の心を見つめる

オーケストラとの初共演を終えて~前編~

雪柳

袖擦り合うも多生の縁

2月のプレート