自転車のある暮らし



自転車のある暮らし

2015.10.01

家からどこかへ出かけるとき、目的地までの道のりを素通りしていませんか?
自転車はあなたを目的の場所へと運んでくれる存在ですが、その過程で素敵な発見を教えてくれる存在でもあります。新たな自転車の価値を見直してましょう。


「散走」という自転車の楽しみ方

自転車は移動手段のひとつとして利用したり、スポーツサイクルとして走ることを目的に使われがちですが、その道中を楽しむことに目をむけてみましょう。いつもは見過ごしてしまう景色の中に、これまで気が付くことのなかった新しい発見や出会いがあります。子供の頃に感じた、ワクワクする気持ちを改めて体感することも。こうした自転車の新しい楽しみ方を「散走」といいます。美味しいものを食べに出かけたり、下町巡りや、文化的価値あるもののために自転車を利用すると、生活がより豊かに、充実したものになるのでお勧めです。


自転車による街づくり

最近では、地域による街づくりのために自転車を取り入れた政策が注目されています。その街でしか体験できないコースを巡ることで、新たな発見や地球資源の発掘に繋げることが可能です。とくに地方は、車移動が主体となるところも多いため、文化やその街ならではのものに触れることができる「散走」の価値が見直され、健康、環境、観光、交流に自転車は一役買ってくれます。


こころとカラダに良い自転車

車や電車通勤の人と自転車通勤の人を比べてみると、メンタル面と身体面において良い効果をもたらすと言われています。

メンタル面

自転車に乗っていると、自然の風を浴び、爽快感を感じることができるため、気持ちの安定度と活性度を高める働きをしてくれます。
自転車に乗ることで落ち着き度とやる気度がアップし、とくに帰りは、仕事で体力が消耗しているにも関わらず、より元気になるという結果に。

身体面

自転車は徒歩よりも早く移動できる上に、身体を健康的に鍛えてくれる存在です。つま先がつく程度にサドルをあげペダルをこぐと、階段を2段とばして上る時と同様の効果が期待できます。電動アシスト自転車は、アシストされるため運動量は減りますが、体力に自信がなくても気軽に始められるためお勧めです。また、自転車で定期的に下半身を動かすようにすると普段はあまり使わない太ももの運動になるので、高齢になった時の寝たきり状態の予防にもなります。

こころとカラダに良い自転車こころとカラダに良い自転車

正しい乗り方 

サドルを少しあげてみましょう。すると上体がやや前傾姿勢になります。そして、軽めのギアでペダルを回すことを意識してこいでみましょう。シティ車に慣れている人は、少し怖さを感じるかもしれませんが、そのほうが脚の筋肉をまんべんなく使えるため、ラクに走ることができます。止まる時にはお尻をサドルから前に降ろして着地すると安全に止まることができます。


自転車に乗る前にチェックすべきことは?

タイヤの空気圧を確認

タイヤには推奨の空気圧が記載されています。自転車に乗る前は、その空気圧を目安に確認するようにしましょう。パンクがしにくくなり、乗り心地も快適になります。

ブレーキの確認

ブレーキのメンテナンスがされていないと交通事故に繋がります。最近では自転車と歩行者との事故も増えています。乗る前に、ブレーキがしっかりと効くかどうかを必ず確かめましょう。

持続可能な社会において、自転車というツールは人々の暮らしをより豊かなものにしてくれます。色々な価値を運び、文化を醸成し、健康にも良く環境にも優しい自転車。是非暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

取材協力・・・OVEマネージャー 室谷恵美さん


MORE TO READ

サンダーソニア

10月のプレート

姿勢を変えて、心と体を整える

自分の心を見つめる

オーケストラとの初共演を終えて~前編~

雪柳

袖擦り合うも多生の縁

2月のプレート