vol.4 「クラシックの世界」
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、Green Cafeでオーガニックミュージックをご紹介しているわけですが、選曲はジャンルには拘らず、こころとからだが休まるような曲をと思っています。そんな訳でこれらの曲の中には、もちろんクラシックの曲も少なからず入っています。
音楽の仕事をしていてお恥ずかしい話ですが、実は私、40代になるまでクラシックは苦手でした。何度かコンサートにも行きましたし、テレビでオペラを見てみたりもしましたが、正直「面白かった!」と思える事はなかったのです。
ある時、レンタルDVDを借りてきました。「プリティーウーマン」です。ご覧になった方も多いと思いますが、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツ主演のロマンティック・コメディ。なんでも、オードリー・ヘップバーン主演で映画化もされたブロードウェイの「マイ・フェア・レディー」がベースになっているとか。この映画の中でリチャード・ギア扮する主人公がヒロイン(ジュリア・ロバーツ)を自家用ジェットを使ってオペラに連れて行くシーンがあります。
幕前、リチャード・ギアは「オペラは初体験が大事なんだ!」といい、このオペラを見終わったヒロインは感動して涙するんですが、このシーンがとても印象的だった私は、たまたま来日していた「メトロポリタンオペラ」(ドミンゴも一緒でした)の「
サムソンとデリラ」「椿姫」この2本を観に行ったのです。
とても感動しました。本当にオペラは初体験が大事!もし、オペラを生でご覧になっていらっしゃらなければ、まずは一流のオペラをご覧になってみて下さい。素晴らしい体験になると思います。そういえば歌舞伎を観た時の感動ととてもよく似ていました。歴史に裏付けされた総合芸術。魅力がないはずがありません。
このオペラ体験を境にクラシックを積極的に聴き、観る様になった私ですが「メトロポリタンオペラ」と同じくらい感動したのが作曲家・フォーレの作品です。バッハやベートーベンと比べると知名度は今一つの作曲家ですが「シチリアーノ」という曲は皆さんも一度は耳にした曲だと思います。
何気なく買ったフォーレのCD。その中の「レクイエム」「ラシーヌの雅歌」のあまりの美しさにただ感動しました。ボーイズソプラノを巧みに使ったハーモニーは自分のそれまでのクラシックのイメージを一変させてしまいました。
単にクラシックといっても、作曲家の年代、国や編成のスタイルなど幅が広く手が付けにくいと思われている方もいらっしゃると思いますが、いろいろ気軽に聴いてみてください。きっとお気に入りの曲が見つかると思います。
ただし、オペラだけは初体験を大切に!





























