1月 

寒さが本格的になり、気が付くと手や足の先が冷たくなっているこの季節。身体の芯から温まりたいときに大活躍してくれるのが、生姜。少量を摂るだけで身体をぽかぽかにしてくれます。身体を温める以外にも、風邪の予防や血行の促進、解熱や吐き気止め、また生活習慣病の予防など沢山の薬効があると言われていて、何と約7割の漢方に生姜が使われているんだそう。嬉しい美容の効果も注目されています。
そんな、身体に嬉しい生姜を上手に取り入れて、こころもからだもほっと一息してみては?
生姜のパワー
「生姜」と聞いてまず思い浮かぶのは、やはり身体をぽかぽかに温めてくれる作用。これは、生姜に含まれる辛味成分「ショウガオール」によるもの。ショウガオールは胃腸の血行を良くする働きがあるので、身体を芯から温めてくれます。量や摂り方にも寄りますが、生姜を食べた後、約3時間、高い体温が保たれるので、寒空に出掛けて行く前に生姜を摂っておけば安心です。また、お風呂上り、身体が温まっている時に摂っても温かい身体のままぐっすり眠れそうですね。
生姜に含まれるもう一つの辛味成分「ジンゲロン」は、体内の脂肪の燃焼を促進し、基礎代謝をアップしてくれる働きがあるのでダイエットに効果的。新陳代謝を良くし、消化吸収を促してくれます。また、老廃物の排出を助ける働きもあるので便秘の改
善やむくみ防止などにも役立ちます。ダイエット中の食事には積極的に取り入れたい食材です。
生姜には嬉しい美容の効果もたっぷり。私達の身体を老化させ、様々な病気の原因になると言われている活性化酸素。紫外線や煙草の煙、大気汚染やストレスなどによって、日々の生活の中でどうしても体内に溜まっていってしまうものですが、この活性化酸素を除去してくれるのが抗酸化物質。抗酸化物質が多く含まれるものとして良く知られているのが「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンEですが、ショウガオールにはそのさらに3倍の活性化酸素除去作用があると言われています。身体を温めて代謝を良くし、その上美容にまで効果がある生姜。毎日の習慣にしたいですね。
生姜のパワーをより効果的に・・・
身体を温めてくれる「ショウガオール」。このショウガオールは、殺菌作用や整腸作用がある「ジンゲオール」を加熱することでショウガオールに変化します。つまり、身体を温めるためには、生姜は加熱して摂った方が良いということです。もちろん生姜を加熱調理しても良いですが、そうでなくても、摩り下ろした生姜をお湯に入れて飲むなど、簡単な方法でも効果を得ることが出来ます。一度加熱して冷めてしまうとショウガオールは再びジンゲロールに戻ってしまうので、冷めてしまった場合はもう一度加熱するようにしましょう。
生姜のおすすめ活用法
そうはいっても生姜を毎日食べるのもなかなか難しいものですよね。そこでおすすめなのが生姜シロップ。作り方は簡単で、お水、生姜、砂糖(またはハチミツ)を2:1:1の割合で用意し、生姜は薄切りにするか摩り下ろして、お水・砂糖と一緒にお鍋で10分から15分ほどコトコトと煮ます。生姜は灰汁が出ますので丁寧に取り除きましょう。仕上げにレモンの絞り汁をたっぷりと入れれば完成です。お湯やお水で割ったり、紅茶やほうじ茶に入れて、手軽に美味しく生姜を摂れるので、一度まとめて作っておけば便利です。ケーキやクッキーの生地に混ぜて焼くのもおススメです。煮込んだ生姜も一緒に頂けばさらにぽかぽかになれますよ。
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